義実家への帰省が憂鬱?義実家に行かなくてもいい理由3つ教えます

2020-10-29

お盆や正月が来るのが憂鬱…。

だって夫の実家に行かなければいけないから…。

 

私はもう何年も夫の実家に行っておりません。連絡もとっておりません。

この記事は、本当は義実家に行きたくないけど嫌々行っていつもストレスが溜まっている人に向けて書きました。

私が女性なので、女性目線の言い回しになっておりますが、男性の方が読まれる場合は、各自で脳内変換してくださいませ。

義実家に行かなくてもいい理由3つ

夫の実家には入籍していないから

あなたはもしかすると「夫の実家に入籍したのだから」「夫の家族になったのだから」夫の実家の人々と仲良くしなければいけないと思っていませんか?

もしそうなら、それは大いなる勘違いです。

『入籍』『結婚』『婚姻』の意味を、今一度おさらいしてみましょう。

 

『入籍』とは、すでに存在している戸籍に誰かが入ること

『結婚』とは、婚姻届が受理されて夫婦になること

『婚姻』とは、結婚して夫婦になること、夫婦でい続ける状態こと

 

よくありがちな間違いが『入籍=結婚』と思っているケース。

 

芸能人などが「本日、入籍いたしました♡」とか言ってますが、あれは間違いの場合が多いです。

 

まず私たちは通常、生まれた時に両親の戸籍に入ります。

そして結婚する場合は、それぞれの実家の戸籍から抜け、夫婦二人の新しい戸籍を作るのです。

 

『入籍』となるパターンは、

①離婚していて、元の戸籍に戻らない場合
②成人後、実家から独立し戸籍を作っている場合

この2点のように、すでに戸籍の筆頭者である人の戸籍に入る場合には、婚姻届とは別に入籍届を役所に提出します。

一般的な例を挙げると、”離婚経験のある男性の戸籍に妻となる女性が男性の苗字に変える場合”は『入籍』となります。

 

昔は、女性が男性の家に嫁いで、長男が家を継ぐみたいな『家制度』というものが存在しましたが、昭和22年に廃止されていますからね?

あなたは”〇〇家の嫁”ではなく”夫の嫁”です。

もし、老害ども義両親が「○○家の嫁たるものは云々…」などとほざいて言ってきたら「今、令和でっせ?」と言って差し上げましょう。

 

 

夫の実家の人々は家族ではないから

義実家は家族ではありません。

家族とは

婚姻によって成立した夫婦を中核にしてその近親の血縁者が住居と家計をともにし、人格的結合と感情的融合のもとに生活している小集団。

 

住居を共にしていて、家計を共にしていて、互いを尊重しあい仲良く暮らしている、小さなグループってことですね。

もちろん、単身赴任や一人暮らしの学生など『離れて暮らす家族』という場合もありますが、結局のところ、個人的主観によるものですよね。あなたが家族と認めた人があなたの家族、ということになります。

 

 

あなたが行きたくないから

あなたは、自分がしたくないことをする人生を歩みたいのでしょうか。

義実家へ行ってつまらない話を聞かされ、口に合わない料理を食べさせられ、雑用係にさせられ、嫌味を言われ、居場所もなく、くつろぐ事もできず、夫だけがくつろぎ、移動時間や交通費や手土産代だってかかるし、ただただ時間が過ぎるのをじっと待つという修行をし、自己鍛錬をしたいな私は止めません。

しかし、嫌だという気持ちを押し殺して行くことに何かメリットがあるのでしょうか?

 

夫が、義両親が、世間が、常識が、あなたに義実家に行けと言うのでしょうか?

あなたは一生、それに従って生きて行くのでしょうか?

同調圧力に従って生きてゆくのが悪いことだとは思いません。そういう生き方もアリです。

でも、それに屈せず「私は義実家には行きません」と決め、実行する生き方もまたアリだと思うのです。

 

私と義実家の関係

義実家の家族構成は、夫の父が70代前半、夫の母が60代後半、夫の祖母が90代。
我が家から義実家までは電車で約1時間です。

私は結婚前から夫の実家に数ヶ月に1回くらい行っていました。夫の両親はフレンドリーでウェルカムな人たちです。スピリチュアルな話や、クリエイティブな話をしたり、一緒に買い物に行ったりご飯を食べたりして仲良くしていました。実の両親が毒親だった事もあり、明るい雰囲気の夫の両親がとても新鮮な存在でした。

やがて子供が生まれてから、会う頻度が増え、連絡の回数が増え、徐々に負担が増してきました。義実家との距離感が近くにつれ、義母の出しゃばりで自己中なところ(良く言えばリーダー気質)が気に触るようになりました。

 

・「お土産渡したいんだけど今度いつ会える?」「子供たちに会いたいです」とかすべて私に連絡してきてウザくなった。(しかもそのお土産も小さな佃煮1つとかめっちゃショボい。)

・子供をチャイルドシートなしで車に乗せる。(子供に何かあったらどう責任取るつもり?)

・アトピーだった次女の育児ストレスで太ってしまった私を見るなり「3人目できたの?」と言われた。(黙っとけ。)

・子供のお祝い事(出産、七五三、入学、誕生日など)の際に、謎のハンドメイドの作品(ダサい)とか、ハンドメイドのアルバム(ダサい)とか、安物の服や雑貨(ダサい)で済まされた。(現金の時もあったけど、1万円が最高額。)

・七五三の時、私が可愛い我が子の写真を撮っていたのに「寒いから早く帰ろ」と言い出した。(お前だけ勝手に帰れや。お前が12月がいいって言ったんだろ。)

・お古の食器や調理器具、着物(どれも汚い)を山ほどプレゼントしてきた。(うちは廃品回収屋ではない。)

・義実家が預かっている犬の散歩をさせられそうになった。(犬飼ってないのに他犬の散歩なんかできます?しかもウ○コ拾えとか無理すぎる。)

・夫に「あんた痩せすぎだからもっとちゃんと食べなさい」と魚肉ソーセージなどが入った謎の食材セットを渡していた。(私が食べさせてないとでも言いたげ。夫が偏食で運動不足で筋肉がないだけ。)

・夫の専門学校の奨学金を1円も払わない、奨学金について触れもしない。(義実家は決して貧乏ではない。まだ義父母共に働いているし、先代から相続した一軒家に住んでいるし、国内海外旅行もよくしている。)

 

首をかしげたくなる態度が浮き彫りになってきました。

 

 

ある日、きっかけは忘れましたが、私の中の糸がプツンと切れ、義実家から押し付けられたすべてのもの捨てました。そして、義実家の連絡先もすべて消しました。

義姉弟の結婚式も欠席しました。今のところ、義実家側の葬式も行く気はないです。

 

夫はとても不器用で無神経なので、義実家と私の仲をうまくとりもつとか100%できないタイプです。(夫を良く知る人なら大きくうなづくはず(笑))
その代わり、私が実家に行かないと言ったら「好きにすれば」という感じでした。

 

義実家もさすがに察したのか、私に連絡をしてくることはなくなりました。

その後、夫が子供たちを連れて義実家に行きましたが、夫も実家が特に好きなわけでもなく、年1度行くか行かないかという感じです。

実際、義実家に行って確かめてみましょう

義実家についてのネガティブな情報を色々と書いてきましたが、ここでちょっと補足です。

もしあなたが、義実家と大して交流したこもがないのにも関わらず、世間の嫁姑トラブルなんかを見て「義実家は意地悪で、怖いところだ」と思い込んでいるだけなら、まずは何回かは行ってみることをオススメしたいです。

というのも、義実家と普通に仲良くやってる人や、助け合ってやっていく方が性に合っている人もいるからです。実際、私の周りにもそういうタイプの人は少数ながらいます。

自分の目で、耳で、心でしっかりと確かめてから判断してほしいと思います。

 

まとめ

「義実家だから仲良くしなきゃ」

そういう観念に縛られている人ほど、義実家に悩まされているように思います。

私も昔はそうでした。

でも今は、自分が幸せでいられる道を自分で選択します。それによって何か不都合が起きたとしても、責任を持って対処します。

それが自立した大人の態度だと思っています。

 

義実家に限らず、限られた人生という時間を誰と共に過ごすのか、それは自分で決めるしかないのです。
嫌々誰かと付き合う事もまた、自分で決めている事なのです。

 

私は義実家には行かない。

あなたはどうしますか?