【漫画家志望必読!】漫画家になるには?漫画家になるために必要なこと5つ

2021-03-13

漫画家志望のみなさん、プロの漫画家になるために必要なことってなんだと思いますか?

絵の上手さ?
ストーリーの秀逸さ?
魅力的なキャラ作り?

実はそれらは二の次でいいんですよね。

この記事では、元漫画家の私が過去の経験から思う、漫画家になるために必要なことを5つまとめました。

プロの漫画家になるために必要なこと5つ

①漫画を描くことが好きである

これが一番大事なことです。漫画を描く行為そのものが好きである人は最強です。

「漫画家になったらすごいって思われるから」とか「漫画家ならコミュ障な自分でもなれそうだから」とか「漫画家になって金持ちになりたい」とか”漫画を描くことが好き”以外の理由で漫画家を目指している人はいずれ挫折すると思いますので、早めに諦めた方が良いと思います。

間違えないで欲しいのは「絵を描くのが好き」ではないというところです。絵を描くのが好きな人はイラストレーターを目指しましょう。

 

 

②漫画を日々描いている

これもとても大事なことです。漫画家になりたいと言いつつ、日々漫画を描いていない、それどころか漫画を1本も描き上げたことがないという人を何人も見てきました。

漫画を1本仕上げるのって想像以上に時間がかかります。日々描くことが日課になっていない人にとってはとても苦痛だと思います。ましてやプロになったら〆切厳守です。〆切を守れない作家は普通に干されます。

「ネームが納得できない」とか「描きたいネタがない」とか「時間がない」とか、どうでもいい言い訳ばかりで漫画を描かない人はプロになれませんので早めに諦めた方が良いと思います。

とにかく描くべし!

 

 

 

③自分の作品を定期的に発表している

描き上げた作品は、どんなものであれどんどん発表していきましょう。出版社に持ち込むもよし、TwitterなどのSNSに投稿するもよし、Web漫画サイトに投稿するもよし、自費出版するもよし。

自信がなくても全然大丈夫。誰かの目に留まる日がくるまで、とにかく発表し続けることが大事です。

目安としては32ページの読み切りストーリー漫画なら、最低でも3ヶ月に1本のペースで描き上げたいところですね。16ページの短編ストーリー漫画なら1ヶ月半、4コマ漫画などの作画がシンプルなものなら1日1本など、自分で一定のペースを決めて描き上げましょう。

 

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④自意識過剰にならない

これで挫折している人はめちゃくちゃ多かったですね。「もっと凄い作品が描けるはずだ!」とか「本気出せばすぐプロになれる!」とか「こんなに絵が下手じゃダメだ」とか、自分だけの世界に入ってしまって視野が狭くなってしまい、身動きが取れなくなってしまう人。


自分のことをすごいと思い過ぎたり、逆にダメだと思い過ぎたりするのはよくないですね。だってそれ、自分たった1人だけの意見でしょ?プロの漫画家になるということは、たくさんの人に自分の作品を読んでもらうことですよね。自分で自分をすごいとかダメだとか評価するのって、本来の趣旨とズレてません?って思いますよ。

 

 

⑤二次創作からは足を洗う

二次創作=趣味、オリジナル作品=プロ漫画家です。プロ漫画家になりたいのなら二次創作に費やす時間をオリジナル作品に費やしましょう。

まれに同人活動とプロ漫画家を両立してる方がいらっしゃいますが、そういう方はバケモノ級に描くのが早い人です。

二次創作が好きな人は、漫画家ではなくアニメやゲームの脚本家の方が向いているかもしれませんよ。

 

まとめ

漫画を描くことが大好きで
日々漫画を描いていて、
描いた作品を定期的に発表して、
自意識過剰にならず、
二次創作はしない。

この5つがプロの漫画家になるために必要なことだと思います。

 

これらをすでにクリアしている人は、絵やストーリーやキャラ作りの研究をして、あなただけの素晴らしい作品を生み出してください。

応援していますよ!