「家を片付けられない!」を改善するための具体的な方法や考え方
この記事では、部屋を片付けたいのに片付けられない人が、片付けられるようになる考え方や具体的な方法をまとめたいと思います。
片付けと整理の違い
私たちは、「部屋が片付かない」「片付けが苦手」という言い方をしがちですが、この場合の片付けという言葉の中には、整理と片付けという2つの意味が混在しています。
片付けとは、元の位置やあるべき場所に戻すことを指します。
整理とは、必要なもの不要なものに分けることを指します。
片付けができないという以前に、整理ができていないんですね。
だから、部屋が片付かない人はまずやることは整理です。整理されていないのに片付けしようとしても不可能です。片付けのつもりが、ただの場所の移動になっていませんか。
ものを整理して、必要なものと不要なものに分けたら、不要なものを捨てる、譲る、売る。
使えないものではなく、使わないものですよ。まだ使えるものでも、自分が使わないのなら手放してください。
これが大前提です。ものが多かったら誰でも片付けるのが面倒になります。ものが少ないと片付けもめっちゃ楽です。なんならそもそも散らかりません。
家にあるものの数が変わらない限り、思い通りに片付くわけがないんです。
決して、あなたに片付けの能力がないからではありません。それなのに、あなたは片付けが苦手だと誤解してしまいます。そして、片付けが億劫になるという悪循環に陥ります。
「捨てる9割、片付け1割」を意識して行うと良いと思います。
まず明らかなゴミを捨てて
使わないのになんとなくとってあるものを捨てて
小さなものでも捨てて
高かったものでも捨てて
もったいないけど捨てて
まだ使えるけど捨てて
わー!これ懐かしー!ものも捨てて
まだまだまだまだ捨てて
こんなに捨てまくって大丈夫か?ってくらい捨てて
片付けをする。
こんな感じで。
部屋を片付けようと思ったら、まず整理!次に片付け!ここをしっかり抑えておきましょう。
片付けをしたいのにできない理由3つ
①片付けが面倒、やる気が出ない、時間がない
②片付けの方法がわからない
③家族が協力的じゃない
それぞれの対策を考えてみました。
①片付けが面倒、やる気が出ない、時間がない
たぶん、片付けられないという人のほとんどの理由がこれな気がしています。
私が考えた対策法は、捨てることと片付けを習慣にすることです。
捨てることや片付けが面倒だと思う原因は、習慣になっていないことにあると思っています。
誰もが習慣にしている歯磨きを例に考えてみましょう。
歯磨きはご飯を食べた後にする人が多いかと思います。歯磨きを面倒だと思う人はあまりいませんよね?歯磨きするのにやる気もいりません。時間だって多くて1日3回、5分程度です。
捨てることや片付けも同じ要領で、自分でやる時間を決めてやるだけです。朝出かける前とか、お風呂を沸かしている間とか、テレビを見ながらとか、寝る前とか。歯磨きと同様に1日5分で良いんです。初めの内はアラームを使うと良いでしょう。
やる気は必要ありません。やると決めた時間に、ただやるだけです。
②片付けの方法がわからない
本、雑誌、ブログ、Twitter、Instagram、YouTubeなどで「ミニマリスト」「片付け」「断捨離」「整理収納」で探せばたくさん出てきます。
具体的な方法も学べるし、モチベーションアップも期待できます。
③家族が片付けに協力的じゃない
家族がいる場合はこの問題が出てくる場合があります。
この場合は、まずは自分のスペースだけを完璧に片付けます。
私が今まで見てきた限りでは「私は片付けを頑張っているのに、家族が片付けてくれない!」と言っている人の9割以上が、自分自身も不要品をまだまだたくさん持っていたり、片付いていなかったりします。
次に共有スペースを片付けますが、一気にやろうと焦ったり、強要したり、無理にやるのは厳禁です。
家族の持ち物を勝手に捨てるのはもっての外です。片付いた空間を手に入れるために家族の信頼関係を崩すなんて、あまりに大きな代償です。
家族とよく話し合うことが大切です。何が正義で、何が悪かを決める話し合いではなく、家族みんなが納得できる方法を探しましょう。
まとめ
「自分は捨てられない人」「自分は片付けができない人」って自分にラベルを貼って、苦手意識を持っちゃって、動けなくなっちゃってませんか?
Hey!安心してください!捨てられます!(とにかく明るい!)
手とゴミ袋さえあれば捨てられるんですから!
さあ、今すぐ1個でもいいから捨てましょう♪